もう9月に成ろうとしているのに暑いですね〜。
地球温暖化の影響でしょうか?
人類はもう数十年しか生きられないという説も本当なのかもしれません。
さて、8月の初旬に友人達と京都へ行った。
この日もとても暑いだろうと観光の的を絞り
「建仁寺」へ。
待ち合わせは祇園のとある喫茶店で。
暑さを逃れてクーラーの効いた部屋でウダウダとお茶を飲みながら予定の時間を過ぎても
なかなか外へ出る気が起きない。(笑)
「建仁寺」に入ったのは初めてだ。
祇園は花見小路の先にある門の外までは何度も訪れたことがあるが、外見は普通の寺。
大した建物でもないのだろうといつも思っていたが、とても風情のある良いお寺だった。
入場すると「風神雷神」の襖絵が迎えてくれる。
複製画とはいえど精巧な物で迫力も質感も素晴らしい。
この天井画はブログ仲間の記事で良く見ていたが、ここに在るのだとは知らなかった。
写真では大きさが解らないが、天井一杯に描かれた迫力満点の画は圧巻だ!
境内での撮影が出来ない寺院もあるが、建仁寺は入場口に「CAMERA OK」と書かれている。
より多くの人に楽しんで貰おうという姿勢なのだろう。素晴らしい。
「CAMERA OK」・・・こうして書けば英語圏の人はもちろん、アジア系の外国人にも理解できるのだろう。(笑)
境内には様々な庭があり、こちらも楽しめる。
なかなか風情のある空間だ。
一番驚いたのが、この光景。(笑)
開け放たれた座敷で皆がごろ寝をしてくつろいでいる。
いくつかの扇風機も設置されていてどこかのスーパー銭湯の休憩室のようだ。(^_^;)
京都の由緒ある寺がこんな癒しのパブリックな空間を許しているのが面白い。
気張ら無い。建仁寺の姿勢がとても気に入った。
いくら開け放たれたと言っても夏の京都は暑い!!
もう少し過ごしやすくなったら小説でも持ち込んで癒しの空間を満喫してみようと思う。
夕食までには少し時間があったので、建仁寺を後にして、また祇園の周辺を散策する。
しばらく歩いたがやはり暑い。
また休憩に喫茶店へ逃げ込んだ。
そして本日のメインイベント。(笑)
夕食を皆で楽しみ京の町を堪能する。
京の味に舌鼓を打ち、鴨川のせせらぎを聞いたのち帰路についた。
いや、やっぱり京都は暑い・・・。