
9月22日夜〜25日にかけて久しぶりに妻と軽バンでの旅をしてきた。
昨年妻が事故で廃車にしてしまったミニキャブの後継車であるハイゼットでは初めての妻との軽バン旅だ。
最初は娘が軍艦島へ行きたいと言っていたので、無理をして3人で長崎まで行こうかと話をしていたが、
娘の予定がすでに詰まっていたため、妻と二人でのんびりと・・・ということになった。
信州は上高地に毎年行っているが、他に何処か見所は無いのか?とネットを探してみると、
信州の人気スポットランキングで一位が「上高地」、そして二位が「千畳敷カール」という結果があった。
長年上高地の奥の「涸沢」へ行きたいと願っていたが時間的、体力的に機会が無く、写真では幾度となく見ている「涸沢」に似た景観にも心を惹かれ
よし、そこへ行ってみようということになり22日夜、信州へ向かって出発した。

22日から23日に日付が変わった頃中央自動車道「駒ヶ岳サービスエリア」に到着&宿泊。
早朝に出発し
駒ヶ岳ロープウェイへのバス乗り場へ。
バス停駐車場からはロープウェイ乗り場まで一般車両の通行が禁止されているため専用のバスで向かう。
出発の前日までは台風が本州へ上陸していた。信州へは「お天気が良ければ」という条件付きだったため、
信州はほぼ諦めて四国半周の旅を優先的に計画していたが、台風も過ぎ去り快晴の素晴らしい天気だった。
(写真は頂上乗り場)

バスとロープウェイで一気に標高2千6百メートル以上の高地へ到着。
その眺めは絶景だ!
いくら沢山の写真を見ても実際のスケールにはほど遠い。
その場所に立ってしか得られない雄大な景色にただただ圧倒される。
「山はいいなぁ」と山男にでもなった様な陶酔感を覚える。(笑)

カール中央に登山道がある。ここを登った後、尾根づたいに近隣の山々へ向かう様だ。
とりあえず山の向こう側が見たいので尾根まで登ろうと決める。
登山をする人達は、登山道入り口で登山届けを書いている。
ちょっと散策の我々はどうすればよいのかと係員に聞くと「尾根まで登るなら登山届けを提出して下さい」と言われた。
住所氏名等を書いてから係員の質問に答える。
「防寒具は?」「食料は?」「手袋は?」「登山靴は?」・・・全て「不備」(^_^;)
「危ない所へは行きませんから」とお願いすると、「この天気なら尾根までは許しますが、尾根までですよ。決して他へは行かないように」と厳しく言われ「はい、山の向こう側を見たら帰ってきます。」と出発・・・
写真最後尾に居るのが妻、他の登山者と比べると確かに装備が甘い(笑)

かなり登ってきた。
奥に見える赤い屋根がロープウェイ乗り場。
超広角で撮っているからもあるが、ずいぶんとロープウェイ乗り場が小さく見える。
登山道はかなりキツイ。
妻は何度も私に「こんなこと聞いてない、遊歩道やって言うたやん」とブツブツと文句を言いながら登っている・・・
色々と言い訳をして妻をなだめながら、足の速い人に道を譲りながら休み休み少しづつ登っていく。

山頂に近づくにつれ、ゴツゴツした岩のディテールが変わり、山登りをしている!という気分が高まってくる。
少し空気が薄いのだろうか?運動量に比べて体力の消耗が激しい。
いや、単に最近また運動不足で太ってしまっているからだと気付く。
とにかく早急なダイエットと運動不足を解消する必要があると身にしみる・・・

やっと頂上に到着した!
山の向こうはアルプスの山々が雄大だろう・・・・と期待していたが、そうでもなかった。(笑)
とりあえず景色を楽しみながらコンビニで買っていたおにぎりを食べる。
美味い!!! どんな食べ物もここでは最高に美味しくなると思う!
「やっぱり山はいいなぁ」とまた山男気分に浸る(笑)
こんな所でお湯を沸かして暑いコーヒーでも飲めば最高だろうなと妄想・・・
これから徐々に紅葉の美しい季節になっていくそうだが、こんなに晴れているのに寒い!
少しは尾根伝いに散策して気分を味わいたいと思っていたが、妻にそんな気は無く
登山案内の係員にも何度も言われていたので寒さにも耐えがたく泣く泣く来た道を下山。

お昼に近づくにつれツアー客が増える。我々よりもっと軽装で歳を取った人達がどんどん登山して
尾根伝いに歩いて行く。
気軽にハイキング気分。どう考えても登山届けをしているようには思えない。
下山した後下山届けを提出するのかと係員に問い合わせたが、近くに書類が見当たらなかったのか
「いや、もういい」とつれない返事。
「なんや、最初から届けなんか出さずに好きにしたら良かった」と思ったが、ま、ルールはルールだしと思い直す。
次回はもう少ししっかり装備をして足を伸ばしてみたい。

この日は「千畳敷カール」で一日を過ごそうと思っていたのに、半日で終わってしまった。
っていうか、直前まで四国巡りをする予定だったのでここ以外は何も予定を考えていなかった。
とりあえず昼飯を食べようと、この辺りの名物が無いかとガイドブックを探すと
「ソースかつ丼」と「ローメン」が名物だということが解った。
「ローメン」はマトン入りの野菜炒めに麺を混ぜた物だそうなので、羊肉が苦手な妻は即却下。
「ソースかつ丼」を食べに近くにあった
明治亭へ
定食、デザート、居酒屋メニュー、なんでもOK的な店で人気があるのか超満員。
ここで名物「ソースかつ丼」を注文した。
超凄いボリューム・・・ご飯の上にご飯の量より多い千切りキャベツ、その上に分厚いトンカツ。
そして全体にソースがかけられている。
これはちょっと外したかなと思ったが、食べてみてビックリ!
美味い!! 特にトンカツが美味しい。肉が甘い!ソースと良く合ってる。
近くに来たらまた寄りたい。リピーター確実です。

ということで、とんでもなく満腹状態で駒ヶ岳を後にしたがこれからの予定がまったく無い。
ロープウェイつながりで「新穂高ロープウェイ」はどうだろうと考えたが、
残雪の無い山々には興味が無いと妻が言う。
こうなればいつも近くまで来てるが行ったことが無い「白川郷」へ行ってみようということになり、
松本から高山方面へ車を走らせた。
途中、上高地の横を通り過ぎ、これもいつも訪れるが入ったことの無い平湯温泉へ。
夕方5時。平湯バスターミナルにある日帰り温泉はすでに時間外。
仕方が無いので隣にあった
ひらゆの森へ。
湯ノ花でモロモロ、硫黄の臭いがプンプン。露天風呂の作りはイマイチだったがとても楽しめた。
そして高山へ。
夜遅く高山近辺に到着。高山ラーメンを食べようと店を探したが、市街地から離れた場所で夜も遅く見当たらない。
仕方が無いのでチェーン店と思われるトンコツラーメン屋で夕食を済ませ、道の駅「アルプ飛騨古川」にて宿泊した。