
ウイスキー館見学を終え、工場見学へ。
と言ってもウイスキーを作る行程は麦汁を発酵させアルコールを取り出し樽に詰めるだけ。
その昔欧州では家庭で蒸留酒を造っていたところもある様なので造るだけなら誰でも出来るのだろう。
もちろん、ここではスケールがまったく違うのでそれはそれで凄いのである。
以前に行ったビール工場では缶詰行程から出荷場所まで見学出来たのだが今回は上の3つの行程だけだ。
出荷までをここ山崎でやっているのかどうかを聞くのを忘れた。
上の写真は樽詰めにされ熟成を待つウイスキー、整然と並べられた姿は壮観で
この貯蔵庫に4万本、全国に約100万本の樽が熟成しながら出荷を待っているそうだ。

まずは発酵槽にて麦汁を発酵させアルコールを造る。
工場内は蒸し暑く、若干の味噌蔵と似た様な匂いがする。

発酵し、アルコールを含んだ汁を熱し気化したアルコールを取り出す蒸溜釜。
金色に光る釜とエンブレム。かっこいい!

説明によれば、蒸溜釜には形の違う6タイプの物が使われていて、その形によって取り出されたアルコールを含むウイスキーの元(ニューポット)の味が違うのだそうだ。
素材や樽の違いで味が違うのはわかるけど、
蒸発させた水蒸気が早く流れるのとゆっくりと流れるのとで味が違う??
ほんまかいな?と思うのだが、同じならこんな手間はかけないだろうからやはり違うのだろう。

樽を説明してくれる工場長。
ガイド役のおねえさんはとても知識が豊富で単なる説明以外の事を聞いてもなんでも答えてくれる優秀なガイドさんだが、今回のイベントでは工場長も同行してくれることもあって、やっぱり質問は工場長にし、彼に答えてもらった方がありがたみがある。(笑)
親切丁寧に、実際に作業に携わっている方からの言葉が聞けて大満足である。

蒸溜されたニューポットは樽に詰められ熟成を待つ。
樽は完全密封ではなく呼吸をしている、熟成中は樽から少しずつウイスキーが蒸発し、
それが熟成の味とコクを生むそうだ。
右が4年寝かせた物、左が12年寝かせた物。
年代物のウイスキーがとても高いのは手間暇かけて造った物を少なくして売るためか。(^_^;)

写真の樽はNo,0001
山崎蒸留所第一号の超プレミア樽である。(笑)
中身は最初の物と違っているそうだが、それでも日本のウイスキーの歴史を刻んだ樽であることは間違いない。
樽は素材からこだわって造られた様々な樽を使い様々な味をブレンドして銘柄の味を一定に保っている。
高級ブランドワインのように何年物が美味しい等と言うことはない。
プレミア性を高めるのか、安定供給を目指すのか・・・高級ブランドワインは前者、ウイスキーや安価なワインは後者。
たまにはウイスキーも何年物というヴィンテージ物が発売されている様だが、やはり我々が手を出せるような価格ではない。

工場長とのツーショット。(笑)・・・kayoさん撮影
次回その3
「テイスティング〜懇親会」へ続く