前回掲載した「レイノカイ」はデジタルカメラ「FUJIFILM X-E1」で写した写真だが、
この日は新しく手に入れたフィルムカメラも持参し使ってみた。
今回はそのカメラで写した写真を掲載してみる。
カメラの名前は
「Konstruktor DIY Kit」
今年の春にロモより発売されたカメラで
プラスチック製の自分で組み立てるプラモデルのようなカメラだ。
面白そうだと思い、発売と同時に買ってはみたものの、そのまま放置していたが
レイノカイの開催に合わせ、チマチマと組み立ててみた。
組み立てると言っても露光部分等の主要な部分は完成していて、
その他周辺部分を組み立てるという仕様だ。
組み立てに際し、付属の精密ドライバーの他に
ニッパーとヤスリを用意して組み立て始めた。
しかし、説明書が使い物に成らない。
各国語が一緒に記載された説明書は、図解と手順が記されてあるが
説明が不親切で意味が分からない。
おまけに図も挿入部分が間違っていたりする。
この説明書では組み立てられない人が続出するのではないかと思う。
組み立て初めて約1時間。
なんとか形になった。
シャッタースピードが80分の1秒のみ。
使うフィルムはコンビニでも売っているだろうと思ったが
コンビニで売っているのはISO400ばかり、
1/80秒では明るすぎると思いISO100のフィルムを
当日集合前に京都のカメラ店で買った。
ぶっつけ本番で、色々と問題もあったがなんとか使えたので、
現像してネガをスキャンしようと思ってキヤノンのインクジェット複合機のスキャナ機能を
使おうとしたが、フィルムホルダーがどうしても見つからない・・・・
あまり綺麗に取り込めないこともあって、この際新しくフィルムスキャナーでも買うか!
と、言っても今更高価なフィルムスキャナを買うのもどうかと思い、
5千円以下で買えるケンコーの
KFS-500
というやつを買ってみた。
こんな安いスキャナで綺麗に取り込めるのか?という心配もあったが
予想以上に綺麗に取り込めた。
ただ、手巻きのトイカメラなのでコマが綺麗に配置されていない。
付属のフィルムホルダーはきちんと間隔が決まっているので一コマスキャンする毎に
位置を調整して取り込まなくてはならなかった。
掲載の画像はスキャンしたままの画像。調整はほとんど行っていない。
トイカメラ特有の周辺の流れや色の偏りも思った以上に雰囲気が良い(笑)
しばらくこれで撮ってみようと思う。