昨年7月、
maehashiさんから「来年廃線になる三木鉄道に乗ろう」とのお誘いで三木鉄道に乗った。
その三木鉄道は私の生活圏内を走っているのだが、一度も利用したことが無い。
かつては三木の産業を支えてきた路線であったが車での運送が主になった今、一部の人しか利用しないローカル線は必要のない物になってしまった。
そして廃線の前にもう一度三木鉄道に乗ろうと再び集まった。
三木鉄道は3月末日をもって廃線に成った。
廃線前の最後の日曜日3月30日、皆と合流するために厄神駅へと向うと列車に乗るための列があり、自由にホームに入れない状態だった。
JRから三木鉄道に乗り換え発車駅となる厄神駅へはJR市場駅から加古川線に乗って向かうのだが、これも1時間に1本しか通っていない。
厄神駅で40分程待って皆と合流し、三木鉄道に乗車するための列に並びホームに降りていった。
1両だけの車両は人で一杯になり、車内では記念切符の販売が行われたが、それも間もなく売りきれとなった。
車内には
三木鉄道の写真集を出している稲継氏の写真も展示されていた。
私と同じ名字なので、maehashiさんに「親戚なのか?」と聞かれたのだが、生まれが三木だということで「知らない」と答えていた。
でも、妻が「まさゆきちゃんの息子やんか」と・・・・・・。
母の従兄弟の孫であった。
終着の三木駅に着き、予約をしておいた記念駅弁を皆で食べた。
播州三木名物・釜山城「鯛めし」という駅弁だったが、そんな名物は聞いたことがない。(笑)
雨が降っていたので売店の人に「何処か座って食べられる所は無いか?」と聞いたところ、「駅建物内でオープンカフェが設置してあるから、そこでコーヒーを飲むなら利用しても良い」との返事をもらいS氏のおごりでコーヒーを注文して弁当を広げているとカフェを運営している人から「ここで弁当を食べないでくれ」と言われた。
事情を説明して「早めに切り上げるから」とその場で食べることが出来たが、同じ商工会の運営で行っているのだからちゃんと打ち合わせをしておいてくれ。
良いお天気なら6km程の路線の近くを歩きながら写真を撮ろうと話をしていたのだが、雨では長距離を歩くのが難しいと判断して皆で我が家まで来てもらって車での移動とした。
列車は1時間に1本しか走らないが、車で移動しながら途中の駅に行ったり道ばたから撮影したりしながら何度か写真に納めることが出来た。
そしてこの日、三木鉄道に乗る事ともう一つの目的である加古川名物の「かつめし」を食べるためJRに乗り加古川へ向かった。
「かつめし」を食べさせるお店は沢山あるが、私のお薦めするうちの一つである
りんどうへ案内し、皆で「かつめし」を食べた。
駅からバスに乗って「りんどう」へ向かったが、帰りのバスが無い!!
仕方なく帰りは長時間雨の中を歩かせてしまいました。すみません。
いつもは車なので・・・・・・
そして駅前でメインイベント・・・・乾杯〜!!
夜は更けてゆく。(笑)